無料ケータイHP

サイトマップ

home pageマークがホームページ
edit pageマークが現在のページ

Header
路地裏物語 運河沿いの港町・瀬戸
[Image]
まだ私が子供だった頃、実家の芦辺浦と対岸の瀬戸浦にはポンポン船と呼ばれる定期船が通っていた。

瀬戸の人たちは芦辺に味噌こうじを買いに行ったり、船の機械の部品や釣りの道具を買いに行ったりしていた。

そして、私達子供たちは芦辺の町では手に入らないものや、何よりも町内いちばんの
ゲームセンターへ行くのが楽しみだった。

我が家がまだ洋裁店として繁盛している頃、何人かの縫い子さんと呼ばれる若い女性の
方々が働いていた。

対岸沿いの瀬戸へ嫁がれていくとき、「瀬戸の花嫁」がBGMで流れ、ポンポン船に乗って揺られてお嫁に行かれるお姉さんを走って見えなくなるまで手を振っていた。

運河沿いに開けた町は、壱岐の島には浦と呼ばれる漁師まちが沢山あるが、中でもこちらの瀬戸の町は地図を描くのが最も難しいほど、路地裏と海と運河に囲まれたまちだ。

ポンポン船には沢山の人たちで賑わい、港は活気あふれていた。瀬戸の路地裏を歩くと今でも変わらない光景や忘れ去られようとするもの、歳月が静かに流れるのをただ感じずにはいられない、、、

FC2無料ケータイHP